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世界を変える方法

 

ある朝、目を覚ました僕は、コーヒー片手に、パソコンのスイッチを入れた。
とりあえず、ネットでニュースを見るのが日課になっている。

いやー、今日も冴えない話題ばかりだな。
それに、最近なんだか世の中おかしいよ。
戦争でも始まるんじゃないかな?

とたんに僕は不安にかられ、どうにかして戦争を回避できないかとか、もう少しましな世界になってほしいと考えだした。

「無理、無理」
*太字はコンコンベ


振り返ると、コンコンベがいた。

無理ってどういうことかな?
物事は、そんなに簡単にあきらめたりしちゃいけないんじゃない?
少しムッとして言った。

「無理なものは、無理だよ。
なぜなら、世界なんてものは、どこにもないよ。

静かに目を閉じて世界がどこにあるか、感じてみてごらん。
君が世界に触れる事ができるかな?

実際に手で触れる事ができるもの以外は、この世界では、変える事はできないよ。」


でも、人の心は変えられるよね。たとえば、すごく影響力のある人にであったり、感動したり。
心は、触る事はできないけど、変える事ができる。
こころが変われば、人は変わるよ。


「いいところに気がついたね。心は、変える事ができる。

では君は、世界に影響を与えることができるかな?世界を感動させる事ができるだろうか?

それは無理だと、君もわかるだろう。」

「なぜなら世界に心はないからだよ。」

「世界とは、ただの言葉だよ。実態がない。」

では、どうすればいいんだろう。
コンコンベさん。


「しかし、方法はあるよ。」

「世界を変える第一歩は、自分を好きになることだよ。

とことん、自分が何者かを探求して、とことん愛してごらん。
世界の平和を望むことは、しばらく横においとくといいよ。

もっと利己的になってごらん」


それは、ずいぶん過激な考え方じゃないの?

 

「そうかな?利己的とは、自分を愛するということだよ。
ありのままの自分を愛するということだよ。

利己的な者だけが、他人を愛す事ができる。

利己的な者だけが、世界を愛することができる。

欠点だらけの、自分を愛せずに、どうやって欠点だらけの人や世界を愛する事ができるんだろう?

それから、愛には、三次元的な制約がない。実態があろうが、なかろうが、愛する事ができる。」

「愛は次元を超えるのさ」


そして、愛が世界を変えるんでしょ。


よく、わかってるじゃないか?
しかし、ほんとの事をいえば、変える必要は何もない。
君と世界が恋に落ちてるからね。