月別アーカイブ: 2015年9月

星たちのダンス

 

月がとてもきれいな夜だった。
今日が満月なのかどうかは忘れたが、まん丸い月が夜の空に輝いていた。


「今日も楽しそうに、浮かんでるね」
※太字は、コンコンベ



ほんとに浮かんでる感じだね、コンコンベさん。
でもほんとうは、月は地球と重力で引かれ合い、さらに月が回転することで
発生する遠心力で、同じところにいるんだよ。
と説明してあげた。
コンコンベのファンタジックな気分をぶち壊して、申し訳ない気もした。


「これは、大笑いだね。まず物理学を復習するといいよ。そんなことはでこにも
書いてないよ。まあ、地球の物理学はたいして役にたたないけどね」


むむむ、そうだったっけ?
ほんとはロクに勉強してないので、しょうがないか。
では、どうして月は、地球の周りを回っているの?


「それは、ただ遊んでいるだけだよ。飽きたらほかの場所に移動するはずさ。
それに万有引力なんてものは、ほんとはないのさ。
地球人によると、男女が惹かれ合うのも、引力の作用によるものだとか。
まあ、冗談はさておき、
ほんとのところは、すべてのものが、自分の意思により、動いている。君には、大きな岩は、ずっとそこにあって、動かないと感じるかもしれない。でもそれは、彼の意思なのさ。
空に浮かぶ星たちも、それぞれが、自分のやりたいように動いているよ。」


では、星たちは、なんの為に規則正しく動いているの?
銀河系は、渦巻きのようになってるし。


「それは、星たちがダンスをしているのさ」


本当かな〜〜??
宇宙が誕生して、何十億年かは忘れたけど、そんなに長い間ダンスしてるの?


「君たちには、時間というマジックのおかげで、ほんとうの事は、わからないんだよ。でも彼らは確かに踊っている。もちろん楽しみながら。
人間にとっての人生もそうあるべきだよ。というか、踊ってはいるんだけどね。
とても、ぎこちないダンスだね。」
幼い頃より、意識を押さえつけられて育ったおかげで、人間は、宙に浮かぶこともできなくなったね。」


古代の人は、空を飛べたの?


「現代人だって、飛んでる人は沢山いるよ。意識を完全に解放できた人達だね。」


でもそんな話、いちども聞いた事がないけど。



「そういう人達が、表に出てくる事は絶対にない。
そういう仕組みになっているのさ。

君も旅に出てみなよ。
この世界のいたるところに、ひっそりと開いた、時空の裂け目から抜け出て、意識を変える旅にでてごらん。
コンコンベたちは、喜んでそのお手伝いをさせてもらうよ。」

 

花火と宇宙

 

コンコンベさんによれば、この宇宙は、実は存在していないとのこと。

存在してないっていっても、ここにあるのは何??
たまに、いや頻繁に理解不能だよね。



『君たちがみている、宇宙に限らず、もちろん地球だって、また身の回りの
人間や動物、植物も存在していないよ。
存在していないというのは、正確には、正しくないんだけどね。
※太字は、コンコンベ

よくわからないなという、僕の言葉に対して、こんな返答がきた。


『君たちは、創造エネルギーの残像をみているというか・・・・・。』


というか・・・・?

しばらく、考えてみたら、不思議な感覚になっていた。

僕たちが見ている世界は、打ち上げ花火のようなものかもしれない。
爆発する瞬間の「永遠の今」と、残像が描く現実の映像・・・・。